ミュージカルのチケットはどうやって買う?チケットの購入手段まとめ
ミュージカルのチケットを購入するとき、購入手段が沢山あってどこで買えばいいのかわからなくなる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、チケットの購入方法と購入手段をまとめてみました!
初めてミュージカルのチケットを購入する人はぜひ参考になさってください。
■まずは観たい作品のチケット情報を念入りにチェック!
観たいミュージカルのタイトル名をインターネットで検索すれば、作品のホームページがヒットします。
まずは、作品ホームページに書かれているチケット情報をチェックし、チケットの発売に備えましょう。
チェックするのは、具体的に以下の3点です。
・チケットの発売日
・チケットの購入手段
・一般発売の前に先行発売・先行抽選があるのか
チケットの発売がいつから開始されるのか、販売先は劇場、劇団の公式サイト、プレイガイドなど何種類あるのか。
そして、一般発売の前に先行発売もしくは選考抽選があり、申し込みできる状況であればそちらを利用するのがおすすめです。
■チケットは一般発売より先行発売からの購入がおすすめ!
どうしてもゲットしたい公演のチケットなら、一般発売の前に先行発売を利用してチケットを早く確実に購入できるようにしましょう。
一般発売と先行販売の違い、先行発売を利用するために準備すべきことを抑えておけば、人気作のチケットも手に入れられる確率が上がりますよ。
◆一般発売と先行発売の違い
ミュージカルチケットは一般発売と先行発売の2種類の方法で販売されるのが基本です。
一般発売とは、ミュージカルの公演主催者が定めた日時にチケットを販売する方法のこと。
先着順でチケットが売れていき、たいていは公演日の前日まで販売されています。
一般発売に先駆けてチケットを販売する方法が、先行発売です。
先行発売も先着順でチケットが無くなるため、人気ミュージカル作品のチケット先行発売には舞台に近い席が取り合いになるいわゆる争奪戦が起きることもしばしば。
演目によっては、先行発売よりもさらに前にチケットサイトやファンクラブの中で抽選方式の先行発売を行うこともあります。
先行発売のあとに一般発売があるわけですが、気を付けなければいけないのは一般発売のチケット数は先行発売よりも少ないということです。
演目によっては、先行発売の時点で一般発売分を含めたすべてのチケットが売り切れてしまうこともあります。
つまり、どうしても観たいミュージカルがあるなら一般発売よりも先行発売でチケットを狙った方が購入できる確率が高いということですね。
◆先行発売で購入する前の準備とは
ミュージカルチケットの先行発売は公演主催者の公式チケットサイトやプレイガイドなど、下記で紹介するような販売元で実施されています。
先行発売は早い者勝ちなので、発売開始時間になるとチケットサイトや電話窓口、プレイガイドにアクセスが集中し、もたもたしていると狙っていたチケットがもう売り切れなんてことも・・・!
先行発売でチケットを購入するために、下記のような準備をしておくと慌てずに済みますよ。
①公演スケジュール&キャストスケジュールの確認
画像4
観たいミュージカルがいつからいつまで上演されるのかを確認するのは、先行発売前の準備運動です。
また一人の役を複数の俳優が演じる作品ならば、公演ごとにキャストスケジュールが決まっています。
お目当ての俳優さんがいるなら、その人がいつ出演するのかを確認しておきましょう。
②観劇希望日のリストアップ
自分がいつ観に行きたいのか、いつなら観に行けるのか、ミュージカルが上演される期間の自身の予定を把握しておきましょう。
お仕事や学校の予定の中にはどうしてもお休みをとれない日もあるので、職場もしくは学校の年間スケジュールを照らし合わせるのが重要です。
③先行発売元の会員登録
チケットの先行発売を利用するには、たいていチケットサイトもしくはプレイガイドの会員登録が必要です。
有料会員コースを設けているところもありますが、一般会員であれば無料で会員登録ができます。
事前の会員登録が済んでいないとチケット購入時の手間が増え、その分争奪戦に出遅れてしまうので事前の会員登録はマストです。
■ミュージカルチケットの購入手段5選
ミュージカルのチケットの購入手段には、主に以下の5つがあります。
購入手段が複数あることを知っておくと、1つのサイトでチケットが取れなくても違うサイトで探せるので、選択肢が多いに越したことはありません!
利用者が多い主なチケットサイトのリンクも掲載していますので、合わせてご確認ください。
◆公演主催者の公式チケットサイト
ミュージカルを主催する会社や劇場、劇団などが自社で運営している公式のチケットサイトです。
チケットの選考抽選、先行販売の他に、電話窓口や劇場窓口でもチケットを販売しています。
無料の会員登録で誰でも気軽に利用できますが、先行発売や選考抽選や有料会員にならないと応募できないところもあります
公式サイトなので安心感があり、その分利用する人が多く競争率はやや高いです。
【主な公式チケットサイト】
・東宝ナビザーブ(東宝)
URL:https://stage.toho-navi.com/
代表的作品
・ホリプロステージ(ホリプロ)
URL:https://horipro-stage.jp/
・梅田芸術劇場オンラインチケット
URL:https://ko-ume.pia.jp/
・My Bunkamura(東急シアターオーブ)
URL:https://www.bunkamura.co.jp/pickup/performance.html
・劇団四季チケット予約サイト
URL:https://www.shiki.jp/tickets/
・宝塚歌劇webチケットサービス(宝塚歌劇団)
URL:https://www.takarazuka-ticket.com/
◆プレイガイド
プレイガイドとは、ミュージカルやライブ、スポーツの試合などイベントのチケットを販売・発券する事業のことです。
興行主から委託されてチケットを取り扱っていて、チケット購入時には利用料や手数料がかかります。
興行主が用意した席とは別枠で席を用意していて、プレイガイド経由の先行販売、プライガイドの貸切公演などもあります。
また、一度購入したチケットをプレイガイドに戻して再販売するリセールというシステムがあるので、売り切れてしまった公演のチケットがあとから手に入ることも。
公式サイト同様に定番のチケット購入手段であり、チケット数は多いものの競争率は高いです。
【主なプレイガイド】
・チケットぴあ
URL:https://t.pia.jp/
・イープラス
URL:https://eplus.jp/
ローチケ
URL:https://l-tike.com/
◆クレジットカード会社
各種クレジットカード会社の会員になれば、カード会員の特典としてチケットの先行発売やチケットの割引を受けることができます。
取り扱っている作品は各クレジットカード会社によりますが、劇団四季や宝塚のミュージカル、「ムーラン・ルージュ!」や「スクール・オブ・ロック」といった注目のミュージカル、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」など人気作品のほとんどはクレジットカード会社の特典の対象です。
そのクレジットカードの会員でしか特典を受けられないということで公式サイトやプレイガイドよりは競争率は少ないため、カード保有者であればぜひ会員になるのがおすすめ。
なかには、クレジットカード会員だけの貸切公演を実施することもあります。
【会員のみチケット特典を利用できる主なクレジットカード会社サイト】
・Vpassチケット(VJAグループカード)
URL:三井住友カード
三井住友カードに申し込みして、会員ログインすると利用できます。
会員だけの先行販売や優待割引公演も。毎月10日頃・25日頃に最新の情報に更新します。
・チケットJCB(JCBカード各種)
URL:https://w1.t-jcb.com/top/
・エポトクプラザ(エポスカード)
URL:https://epotoku.eposcard.co.jp/
・セゾンカード・UCカード会員限定チケット(セゾンカード・UCカード)
URL:https://w1.onlineticket.jp/sf/saison/web
・チケットセディナ(セディナカード)
URL:https://ticket-cd.jp/
◆劇団・俳優のファンクラブ
繰り返し観に行くほど好きな劇団、俳優さんがいるなら、そのファンクラブの会員になって会員限定のチケット先行発売を利用するのも良いでしょう。
ファンクラブに入会するには入会費や年会費が必要となりプレイガイドやクレジットカードの無料会員になるよりお金はかかります。
しかし、一般発売よりも早く優先的に先行発売を利用できること、チケットの割引があること、イベントやグッズなどの会員向け特典が受けられることを考えれば、かなりお得なのではないでしょうか?
気になる費用は、劇団のファンクラブであれば年会費が1,500〜3,300円ほど、俳優さんのファンクラブであれば入会費と年会費合わせて6,000円ほどです。
【主な劇団のファンクラブサイト】
・四季の会(劇団四季)
URL:https://www.shiki.jp/fanclub/
・宝塚友の会(宝塚歌劇団)
URL:https://kageki.hankyu.co.jp/friends/index.html
◆定価チケットの2次売買サービス
公式サイトやプレイガイドのチケットが売り切れてしまった公演をどうしても観たい!という場合は、チケットを定価で売買している売買サービスを見てみるのもおすすめです。
チケットの2次売買サービスとは、「購入したチケットをやむを得ず使えなくなったから売りたい」という人と「チケットを買いたい」という人を結び付けるサービスのことです。
これらのサービスを利用するときに注意したいのが、必ず定価以下の金額で取引すること。
中には人気作品だからとチケットを定価以上で販売している出品者もいますが、それはチケット不正転売禁止法に違反する違法行為です。
違法行為に当たる高額転売されたチケットは、たとえ購入しても劇場で入場を拒否されることもあります。
2次売買チケットサービスを利用する際は、音楽業界が公認している「チケトレ」や定価以下の取引を厳守している「おけぴ」などがおすすめです。
【主な定価チケットの2次売買サービス】
・チケトレ
URL:https://tiketore.com/
・おけぴ
URL:https://okepi.net/top.aspx
■まとめ
ミュージカルチケットの購入方法を、複数の購入手段の紹介を踏まえながら解説しました。
最近は「ムーラン・ルージュ!」のように日本初上演の作品や、劇団四季の「ウィキッド」のように過去に上演した人気作品の再演など話題になるミュージカルが増えていて、ミュージカルへの関心とファン人口はますます拡大しているように思います。
そんななかで観たい作品のチケットを抑えるには、やはり先行発売のようないち早い販売方法を利用し、尚且つ複数の購入手段を駆使して空きがないか探すのが購入成功のカギです!
作品のチケット情報を把握し、各種チケットサイトをこつこつとチェックして確実にミュージカルのチケットを購入できるよう頑張りましょう!
テーマパークメディア ハピエルの編集長です。テーマパークの専門家としてテレビ出演や制作協力をしています。