ディズニー映画でプロデビュー!屋比久知奈さんの魅力とプロフィールを紹介
2017年公開のディズニー映画「モアナと伝説の海」で主人公モアナの日本語吹き替え声優を担当した屋比久知奈さん。
アカデミー賞、ゴールデングローブ賞に輝いた主題歌の日本語版を歌い、日本のモアナ役として人気を博している屋比久さんは、ミュージカル界でも目覚ましい活躍を見せる期待のミュージカル女優です。
今回は、そんな屋比久知奈さんの気になるプロフィールと魅力について詳しく紹介します!
■屋比久知奈さんのプロフィール
「ミュージックステーション3時間スペシャル」
ありがとうございました!!!モアナが公開された6年半前に出演して以来。
あの時の緊張と興奮が蘇り、モアナの気持ちともリンクして、ダンサーの皆さんの存在も強く感じて、胸が熱くなりました。
感無量です。音楽の力、ダンスの力、最高です。 pic.twitter.com/29g0FpnvtQ
— 屋比久知奈/Yabiku Tomona (@YabikuT) September 29, 2023
出典:屋比久知奈さん公式Xアカウント
出身:沖縄県
誕生日:1994年6月6日
年齢:29歳
血液型:B型
ファンからのニックネーム:屋比久ちゃん、知奈ちゃん
ミュージカルデビュー作:「H12」
主な舞台出演作:「レ・ミゼラブル」、「シスター・アクト〜天使にラブソングを〜」、「ミス・サイゴン」、「屋根の上のバイオリン弾き」、「GREASE」、「next to normal」、「ジェーン・エア」、「Play a Life」など
屋比久知奈さんの出身は、沖縄県沖縄市。
「屋比久」という名字は本州ではあまり聞きませんが、沖縄県では旧琉球の頃から使われている一般的な名字です。
バレエ講師のお母様の影響で、4歳からバレエを習い、学生時代までを沖縄で過ごした屋比久さん。
大学在学中に映画演劇文化協会が主催し、沖縄と東京で共同制作されたミュージカル「H12」に出演し、舞台デビューを果たしました。
「H12」のプロデューサーに勧められて参加したのが、2016年に帝国劇場で開催された
ミュージカル・ワークショップ「集まれ!ミュージカルのど自慢」。
屋比久さんは2,000組の応募者の中から最優秀賞に輝き、この功績がきっかけとなって現在所属しているビクターミュージックアーツへスカウトされたのです。
■屋比久さんに似ている?ディズニー・モアナ役で一躍有名に
トーク&ミニライブ in沖縄こどもの国、暑い中お越し下さった皆さま、本当にありがとうございました、、、、、!!!!!!!!
暖かい応援、とてもとても嬉しく、幸せを頂きました。
皆さまから頂いたパワーで、今後も精進して参ります!!!!!!本当にありがとうございました! pic.twitter.com/HPXdKKWDiU
— 屋比久知奈/Yabiku Tomona (@YabikuT) August 19, 2017
出典:屋比久知奈さん公式Xアカウント
屋比久知奈さんを有名にしたのが、ディズニー映画「モアナと伝説の海」のモアナ役。
当時はまだ大学生で事務所に所属したばかりだった屋比久さんは、ディズニー史上最大規模といわれる難関のオーディションを突破し、見事主人公モアナの日本語吹き替え声優に選ばれました!
出典:DisneyMusicJapanVEVO公式YouTubeチャンネル
オーディションでは作品の主題歌でありモアナが歌う「どこまでも ~How Far I’ll Go~」の一節とセリフを披露しなければならなかったそうですが、屋比久さんは安全な島から広い海へと旅に出るモアナと、沖縄から上京してきたばかりの自分を重ねて「私と似ているな」と感じたそうです。
キャラクターとの共通点、そして屋比久さんのフレッシュな演技と心情を込めた歌唱力が功を奏し、ディズニー社からの審査で高く評価されました。
圧倒的な歌唱力と声優初挑戦とは思えない吹き替えの上手さに、映画を見て感動した方も多いのではないでしょうか?
モアナは、若々しさと可愛らしさの中に冒険を乗り越える強さを秘めたヒロインです。
芸能界という未知の世界に飛び込み、また美しい海に囲まれた島で育ったという境遇も、モアナと共通していると言えるでしょう。
D23 expo Japan 2018
"ディズニー吹き替えの秘密" に出演させて頂きました!
それもなんと、、モアナのオリジナルヴォイスのAuli'iちゃんと😭💓💓!!
How Far I'll Goを一緒に歌えて、胸がいっぱいです、、!She is AMAZING!!!!!
I can't stop loving her!!!!#Moanaohana #D23ExpoJapan2018 pic.twitter.com/ZK9mM4qne7— 屋比久知奈/Yabiku Tomona (@YabikuT) February 12, 2018
出典:屋比久知奈さん公式Xアカウント
屋比久さんは日本人ですが外国人のように目鼻立ちがくっきりしていて、ルックスもモアナと似ています。
モアナの英語版吹き替え声優を担当したアウリィ・カルバーニョさんとも、雰囲気がそっくり。
アウリィさんも屋比久さんと同じく「モアナと伝説の海」で映画デビューを果たしていて、日米のモアナの間に共通点を感じさせますね。
出典:ディズニー公式YouTubeチャンネル
すっかりモアナのイメージが定着した屋比久知奈さん。
モアナの日本語吹き替え声優として続編やショーにおいても歌とセリフの吹き替えが起用され、2018年にリリースされたディズニープリンセスのテーマソング「Live Your Story ~私だけの物語(ストーリー)」の日本語版歌唱も務めています。
■英語も堪能!大学ではミュージカルを英語で上演
直接触れ合うことが出来なくても、声や文字、音楽や笑い、いろんな形のぬくもりを感じながら、繋がりを確かめる日々。
皆さまからのメッセージやお手紙、全て大切に読んでいます☺︎💕ほんの少しでも、皆さまの心がほぐれるものを発信できるように、いま色々考えているところです。。。🤔 pic.twitter.com/CmQtRQtXUJ
— 屋比久知奈/Yabiku Tomona (@YabikuT) April 13, 2020
出典:屋比久知奈さん公式Xアカウント
屋比久知奈さんの特技は英会話で、なんとTOIEICで915点のスコアをマークしています。
幼少期から英語圏の文化が身近にあった屋比久さんは、ディズニーの「ハイスクール・ミュージカル」を見て英語を勉強したいと思ったのだそうです。
高校生の頃に、アメリカ・ミシガン州の高校へ10か月間の留学を経験した屋比久さん。卒業後は琉球大学の法文学部に進学し、大好きな英語を使う仕事がしたいという思いから国際言語文化学科で英語文化を専攻しました。
大学2年生の時には、授業の一環でミュージカル「フットルース」を英語版で上演し、ヒロイン役を務めています。
結果的に屋比久さんは英語の道というよりはミュージカルの道を極めることを選びましたが、ディズニー関連の仕事や歌の仕事、海外ミュージカル作品に関わるなかで得意の英語が活かされる場面は多そうです。
実際に屋比久さんはコンサートなどで英語の歌詞の歌も流暢な発音で披露しており、これからも英語のスキルの高さが彼女のパフォーマンスの中で発揮されることでしょう。
■ミュージカルのビッグタイトルに数多く出演
「Play a Life」
ご観劇下さった皆さま、ありがとうございました!
“今を生きる”
とても抽象的で、実際どうしたら今を生きられるんだろうって考えてしまうけど、それでも悩んで四苦八苦して、大切な人、出会い全てを抱きしめながら、生きることに意味があると信じて生きてくしかない。感謝を込めて。 pic.twitter.com/rb9mgiBFym
— 屋比久知奈/Yabiku Tomona (@YabikuT) February 12, 2024
出典:屋比久知奈さん公式Xアカウント
「モアナと伝説の海」でプロデビューを果たした屋比久知奈さんは活動の拠点を東京に移し、2018年に女優の渡辺えりさんが主宰するオフィス3〇〇(さんじゅうまる)」の舞台「肉の海」に主演します。
同年にはミュージカル「タイタニック」に出演し、ミュージカル女優として本格的に活躍するようになりました。
出典:東宝演劇公式YouTubeチャンネル
2019年には、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ役を演じ、作品の中でも人気の高いナンバーである「オン・マイ・オウン」を見事に歌いこなしています。
他にも「シスター・アクト〜天使にラブソングを〜」のシスター・メアリー・ロバート、「ミス・サイゴン」のキム、「GREASE」のサンディなど、日本でもファンが多い人気のブロードウェイ作品に数多く出演。
2023年に上演された世界的な演出家のジョン・ケアードが手掛けた新演出版のミュージカル「ジェーン・エア」の日本初公演では、上白石萌音さんと共に主人公のジェーン・エアとその親友役を交互に演じて話題を呼びました。
持ち前の透明感のある歌声で観客を魅了し、自身の代表作を次々と増やしている屋比久知奈さんは、日本のミュージカル界を担う期待の星の一人です。
■今後の舞台出演作品
出典:梅田芸術劇場公式YouTubeチャンネル
ミュージカル「VIOLET」ヴァイオレット役・・・2024年4月7日~21日(東京)、2024年4月27日~29日(大阪)、2024年5月4日(福岡)、2024年5月10日~11日(仙台)
コンサート「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート 2024」・・・2024年4月21日(東京)
2024年4月に開幕するミュージカル「VIOLET」では、屋比久知奈さんは主人公のヴァイオレット役を三浦透子さんとのWキャストで務めます。
「VIOLET」は、顔に傷を負って人目を避けて暮らしてきたヴァイオレットがどんな傷でも治すテレビ伝道師に会うために旅と様々な人との出会いを経験する成長の物語。
屋比久さんのヴァイオレットが舞台の上でどのような旅を繰り広げ、どのように心情を歌うのか、注目せずにはいられませんね。
「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2023」
お越し下さった皆さま、ありがとうございましたーー☺︎✨!!!素晴らしい皆さまと、そして最高のお客さまとの、ただただ楽しくて、幸せな時間でした。
愛に溢れてました。愛と感謝を込めて。 pic.twitter.com/YesfiKR3E2
— 屋比久知奈/Yabiku Tomona (@YabikuT) April 29, 2023
出典:屋比久知奈さん公式Xアカウント
そして、去年に引き続きディズニーファンに人気の高いコンサート「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート 2024」にも出演。
モアナに加えて、屋比久さんが歌唱キャストとして参加していた最新ディズニー映画「ウィッシュ」の曲やエピソードなども今年はもしかすると披露されるかもしれません!
■まとめ
屋比久知奈さんのプロフィールと経歴、ミュージカル界での活躍についてご紹介しました。
ディズニー映画の吹き替え声優はキャラクターに似ている人がキャスティングされることが多いのですが、そのなかでも屋比久知奈さんはモアナとの共通点が多くのびのびとした透明感のある歌声が役にピタリとはまっています!
人気のミュージカル作品にも多数出演し、プライベートでは英語を特技にしている屋比久知奈さんは、今後も活躍の幅を広げていくことでしょう。
屋比久さんのミュージカル女優としての活躍に、これからも注目していきたいですね!
ミュージカル、演劇鑑賞が大好きなハピエルライターによる記事です。
2022年よりエンタメハピエルの記事を執筆しています。
劇団四季、宝塚歌劇を時々見に行っています。
関東在住ライター、関西在住ライターがリモートワークで執筆しています