【大阪公演】BWミュージカル「キンキーブーツ」再再演で熱狂!のあらすじ・見どころを紹介

BWミュージカル近畿ブーツ
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トニー賞を受賞したブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は、上演するたびにファンを熱狂させる大人気作品。
真っ赤なピンヒールのブーツを履いて踊るドラァグクイーンのローラの姿は夢のように魅力的で、思わずうっとりしてしまうこと間違いなし。
本当の自分を探しながら奮闘する主人公たちの姿に、勇気と元気をもらえるパワフルな名作です。

ブロードウェイミュージカル『Kinky Boots』2022年公演舞台映像SPOT

11月から大阪公演が始まった「キンキーブーツ」のあらすじと見どころを、詳しく解説していきます!

■「キンキーブーツ」のあらすじ

◆1幕

出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

イギリス・ノーサンプトンの靴工場「プライス&サン」の跡取り息子であるチャーリー・プライスは、少年の頃から父親に工場を継ぐことを期待され育てられました。

しかし成長したチャーリーは工場を継がず、婚約者のニコラとロンドンで生活することに。
やっと引っ越し先が見つかったところで、父の急死の知らせを聞き実家の工場へ戻ってきますが、そこで「プライス&サン」が倒産寸前であることを知ります。
長年品質の良い紳士用の革靴を作っていた「プライス&サン」は、値段が安くお洒落な他の靴メーカーに勝てず時代に取り残され、存続の危機にあったのです。
チャーリーは工場を守るため、跡継ぎになることを決心します。


出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

ある夜、チャーリーは道で男性たちに絡まれていた女性に遭遇。
その女性は実はドラァグクイーンのローラであり、チャーリーは彼女を助けるはずが逆に殴られ、気づけばドラァグクイーンのナイトクラブに来ていました。
ローラはここのNo.1ドラァグクイーンで、バックダンサーのエンジェルスと共にステージショーを披露しています。
ローラたちは、男性の体重に耐えられるハイヒールがないことを嘆いていました。

後日、このままでは従業員を解雇するしかないと考えていたチャーリーは、製造部門のローレンのアドバイスにより、ニッチ市場を開拓して靴工場を守ることを思いつきます。
そこでローラとエンジェルスを工場に呼び、ドラァグクイーンが履いても壊れない男性用の婦人靴を開発することにしました。


出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

最初は互いを違う存在として認識していたチャーリーとローラ。
しかしハイヒール作りをともにするうちに、共通点があることに気づきます。
ローラは幼少期、父親にボクサーになることを期待され、チャーリーと同じく父親が望む息子になれないことにコンプレックスを抱いていました。

幼い頃の葛藤と、自分の本名はサイモンであることをチャーリーに告げたローラ。
そしてニコラがチャーリーのもとを訪れ、チャーリーの父親が生前に「プライス&サン」を売却して跡地にコンドミニアムを建てる再開発計画に同意していたことを告げます。
しかし新社長のチャーリーは売却を拒否し、新商品の開発を続けることを決意しました。
ようやく男性用のヒールブーツの第一号が完成!
チャーリーとローラは、従業員たちとともに新商品開発の大きな一歩が達成されたことを祝います。

◆2幕


出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

世間体にとらわれず自信に満ちて美しいローラは、伝統を守り抜いてきた工場の従業員たちに新鮮な刺激を与えます。
しかし全員がローラを受け入れたわけではなく、現場主任のドンと仲間たちはローラを不快に思っていました。
「負けたほうが勝った方の提案を受け入れる」ことを条件に、ドンはボクシングでローラとの決闘を申し込みます。
ボクシング経験者のローラは優位に立ちますが、最終的にはドンを勝たせ、試合のチャンピオンはドンになりました。
ローラと2人きりになり、なぜ自分を勝たせたのかと問うドン。
ローラは、ドンに仲間の前で恥をかいてほしくなかったのです。
約束通り、真の勝者の提案を聞くとドンに言われ、ローラは「誰かのありのままを受け入れて」と提案しました。

出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

女性用ヒールブーツをミラノの品評会に出展するため、骨身を削る思いで準備を進める「プライス&サン」。
チャーリーは従業員たちの作業の粗さに苛立ち、やり直しを何度も命じて、次第に態度が横柄になっていきました。
ローラは資金不足を解消するため、ランウェイでプロのモデルを起用せず、代わりに自分とエンジェルスが出演することを提案し、彼の同意を得る前に手配を進めてしまいます。
これにチャーリーは激怒し、ローラを非難してひどく傷つけてしまいました。
ローラは工場を去り、チャーリーの思いやりのない態度に従業員たちも離れていきます。
そしてニコラも、チャーリーに愛想を尽かして婚約を解消して去っていきました。

一人になり、自分は父親の意思を継ぐために頑張っているのか、それとも自己満足のためだったのかと葛藤するチャーリー。
はたして「プライス&サン」のニッチな新商品開発は、無事にミラノの品評会に間に合うのでしょうか・・・?

■「キンキーブーツ」の主な登場人物

◆チャーリー・プライス


出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

ノーサンプトンの紳士靴工場「プライス&サン」の一人息子。
社長である父親から「靴は世界で一番素敵なもの」だと教わり、工場を継ぐことを望まれていたが、やがて父が望まない自分になりたいと考えるようになる。
大人になってからは二コラとロンドンに移住し、不動産業に就くことを選ぶ。
父親の急逝を機に工場の経営難を知り、葛藤の末、工場の立て直しのために新社長になることを決意する。

2022年公演キャスト(敬称略):小池徹平

◆ローラ


出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

ナイトクラブのステージに立つ美しいドラァグクイーン。
踊るときにはハイヒールを欠かさず、好きな色はセクシーな赤。
幼い頃は父親からボクシングのトレーニングを受けていたが、次第に女性らしいものに惹かれるようになり、女装姿でボクシングの試合に出場し、父親に勘当された。
「プライス&サン」再建のための新商品として、チャーリーから紳士用ヒールブーツのデザイナーを任される。

2022年公演キャスト(敬称略):城田優

◆ローレン


出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

「プライス&サン」の製造部門で働く女性従業員。
経営難のために解雇されそうになるが、工場再建計画の手がかりになるアドバイスをし、チャーリーに感謝される。
次第にチャーリーにときめくようになり、婚約者持ちのチャーリーへの恋に葛藤する。

2022年公演キャスト(敬称略):ソニン

◆ニコラ


出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

チャーリーの婚約者。
ロンドンに移住し、彼と一緒に不動産会社で働いて新生活を始めようとする。
ノーサンプトンでの田舎暮らしに退屈し、都会での暮らしに憧れがある。
チャーリーに、工場を売却して再開発計画を今日諾するように促す。

2022年公演キャスト(敬称略):玉置成実

◆ドン


出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

「プライス&サン」の現場主任。
粗野で喧嘩っ早く、女性が求める男らしさは力と経済力だと考えている。
ローラのことが気に入らず、真の男らしさを示すため彼女に決闘を申し込む。

2022年公演キャスト(敬称略):勝矢

◆エンジェルス


出典:エンジェルス役・佐久間雄生さんTwitterアカウント@YOUSAYSAY

ナイトクラブ「ブルーエンジェルスクラブ」で働くドラァグクイーンたちで、ローラのバックダンサーを務める。
ローラとともに「プライス&サン」の新商品開発を手伝う。

2022年公演キャスト(敬称略):穴沢裕介、森雄基、風間由次郎、佐久間雄生※
※スウィングキャスト省略

■実話を元にしたサクセスストーリーと、キャッチーな楽曲

【ブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ<来日版>」】公開ドレスリハーサル

出典:Asatage Youtube公式アカウント

「キンキーブーツ」は経営難に立ち向かう若き社長のチャーリーとドラァグクイーンのローラが織りなすサクセスストーリーと、キャッチーな楽曲が爽快な多幸感のあるミュージカルです。

ミュージカルの上演は2012年にブロードウェイで始まり、そのストーリーは2005年公開の同タイトルの映画を元にしています。
実は原作映画も実話に着想を得ており、「プライス&サン」のモデルはノーサンプトンに実在した老舗靴メーカーの「W.J.Brookes Ltd(ブルックス社)」です。
ブルックス社は紳士靴を製造する靴工場でしたが、女装用の男性ブーツの製造に経営方針を切り替え、経営難を乗り越えました。
「これまでの伝統にとらわれず、発想を変えて困難を乗り切る」という「キンキーブーツ」」のストーリー展開は共感しやすいですが、実話が元になっていると聞くとより親しみが湧くのではないでしょうか?

そして作品に欠かせないミュージカルナンバーは、「Girls Just Want To Have Fun」などのヒット曲で知られる世界的歌手のシンディ・ローパーが作詞作曲を手掛けました。
ローパーの手掛けた楽曲はどれもキャッチーでテンポがよく、特にローラとエンジェルスがピンヒールで歌い踊る「Land Of Rola」は、劇場をローラの世界へぐっと引き込む印象的な曲です。

フィナーレの大団円で歌われる「Raise You Up」は、俳優と観客が一緒に踊って盛り上がるのがこの作品の醍醐味となっています。

以下の動画は、各国の「キンキーブーツ」出演キャストのリモート歌唱による「Raise You Up」です。
初演キャストの三浦春馬さん(ローラ役)と小池徹平さん(チャーリー役)、ソニンさん(ローレン役)ら日本公演初演キャストも出演していますよ。

KINKY BOOTS - "Raise You Up" - International Pride Cast Reunion 2020

出典:Broadwaycom Youtube公式アカウント

◆待望の再再演で、劇場が再び熱狂!

参考URL:https://youtu.be/uUajg7o5Ofo
出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」Kinky Boots Japan YouTube公式アカウント

これまでブロードウェイキャストの来日公演、日本人キャスト公演を経て日本でも確実にファンを増やしてきた「キンキーブーツ」。

2022年10月より、日本人キャストによる3度目の公演が始まっています。
今回主演のローラ役には、ミュージカルやドラマで活躍する城田優さんが抜擢されました。

初演キャストが再集結し、城田さんら新たなキャストを加えて作品はよりパワーアップ!
演出などもアップデートし、作中の印象的なセリフである「レディース&ジェントルメン、そしてまだどちらか決めかねているあなた」も、性別にとらわれずより多くの人の心に響くよう、後半の内容を「本当の自分を探し求めているあなた」に変更しています。


出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

10月12日の東京公演では初演から100回公演目を達成し、作品が持つ魅力とキラキラとしたエネルギーを、日本の観客にすっかり定着させました。
11月3日に東京公演を終え、11月10日からは大阪公演が始まります。
ローラたちのファッショナブルでセクシーなパワーは、これからも私たちへ元気を分けてくれることでしょう。

■今後の上演予定

出典:BWミュージカル「キンキーブーツ」公式Twitterアカウント@kinkybootsjp

【大阪】・・・11月10日(木)~11月20日(日)/オリックス劇場

大阪公演もメイン、アンサンブルキャストともに東京公演と同じ俳優が巡演予定ですが、ヤングチャーリー(チャーリーの少年期)を演じる小林佑久さん、ヤングローラ(ローラの少年期)を演じる高橋唯人さんは、変声期を迎えたことにより大阪公演は降板となりました。

■まとめ

日本でも大人気のブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」のあらすじと見どころを紹介しました。

きらびやかなヒールブーツを作りながら歌い踊るチャーリーやローラの姿を見れば、日常の疲れも吹っ飛ぶほどの元気をもらえそうです!
劇中ではおしゃれなブーツや衣装がたくさん登場するので、劇場へ行くときはぜひお気に入りの靴や洋服でおしゃれしていくことをおすすめします♪